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茨城県守谷市・沖縄県・東京都で現在「アコースティックライブ」「公開リハーサル」「ジャズごっこ」などを行っています。
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    トランスクリエーション 

    2010/08/31 00:10/Tue | ★magicdesk journal | CM(1) | TB(0)

    2010/08/03

    トランスクリエーション


    翻訳を勉強しはじめたころから
    どうも頭にひっかかっていることがあり
    それをどう言葉にしたものか
    うまい表現が見つからなかったのですが

    最近、仕事をするようになった
    ロンドンのある会社からのメールのなかに
    それを表すちょうどいい言葉が見つかりました。

    それが「Transcreation(トランスクリエーション)」です。

    まずこの言葉についてですが
    translation=翻訳」と「creation=創造」という
    二つの言葉の造語です。

    意味はつまり
    「翻訳なのだけれど創作」ということでしょう。

    例を挙げて説明してみましょう。

    内容をわかりやすくするため
    ちょっと極端な書き方をしますね。

    <例1> 英語日本語
    原文=Thank you
    翻訳=ありがとう(直訳 あなたに感謝します)
    トランスクリエーション=嬉しいわ

    <例2> 日本語英語
    原文=ありがとう(「有難く」のウ音便化)
    翻訳=Thank you 直訳 It rarely happens.
    トランスクリエーション=You’re great.

    もちろん翻訳として
    Thank you」は「ありがとう」ですし、
    「ありがとう」は「Thank you」です。

    けれど、映画などの字幕を見ていてわかるように
    Thank you」を「嬉しいわ」とした方が
    ぴったりくる場面がありますし
    「ありがとう」が「You are great!」となる
    場面もあります。

    この「ぴったりくる」が
    トランスクリエーションの
    一番の存在理由です。

    そしてこの「ぴったりくる」を
    一番必要としているのは
    学術研究や文学の世界ではなく
    ビジネスです。

    外資系企業などで
    ローカライズの仕事を何年か担当された方なら
    トランスクリエーションの必要性を
    たぶんわかっていただけるのではないでしょうか。

    外国製ソフトウェアのマニュアルや
    製品説明の日本語を読んで
    言葉はわかるのに内容がほとんど頭に入ってこない
    といった経験があるのは僕だけではないでしょう。

    そんなことになってしまうのは
    そうした資料が原文に寄り添った
    忠実な翻訳であるからです。

    翻訳は原文に忠実でなければいけません。

    これが翻訳を学びはじめてから
    ずっと僕の頭にひっかかっていたことです。

    この忠実さは翻訳をやる以上
    絶対的なルールなのですが
    ここから「ぴったりくる」自然さは
    生まれにくいのです。

    忠実に原文に寄り添うことによって
    原文に宿っていた生命が抜けてしまうことが
    あるのだと思います。

    トランスクリエーションは
    そうした悩みを解消する
    翻訳の在り方を表した言葉
    なのではないかと
    僕は考えています。

    ちなみにウェブを散歩していたら
    こんなふうにトランスクリエーションを
    紹介しているブログがありました。


    ご参考までにblog.alaya


                              

                              
    magicdesk   Okajima


    http://magicdesk-journal.blogspot.com/

    http://www.magicdesk.co.jp

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    Comments
    再創造・トランスクリエーション
    古典を現代に再現する作業と同じようなフィーリングを感じ、大変興味深く読ませていただきました。

    ホロヴィッツは「演奏とは再創造である」と晩年に直筆のライナーノーツの中で語っています。

    ただ楽譜通りに忠実に正確に弾くのではなく、今という時間の中で再創造する。

    ただ原典に忠実に再現するのではなく、フィーリングにぴったりくる「自然さ」を求めて原典に沿って「クリエーションする」作業。

    そういった意味でクラシックピアノと翻訳はとても似た作業かも知れませんね。

    メディアが発達し、録音やスクリプトが簡単に手に入る時代です。
    また、コンピューターで正確に再生したり翻訳したりも出来るようになってきています。

    翻訳家や演奏家が存在意義を持ち続けるためには、再創造「トランスクリエーション」が必要なのではないでしょうか?

    かつて写真の発明により絵画は「忠実な描写・写実」では存在価値がなくなり、心の心象風景を表現する「印象派」が生まれました。
    「正確な写実」ではなく「印象に忠実に描く」ことで、より描かれる対象の本質を芸術的に掘り下げたのです。
    そして絵画はアートとして生き残っていきました。

    同様に、ただ原典に正確で忠実な演奏や翻訳は価値がなくなっていくような気がしております。

    絵画で印象派のムーブメントが起きたように再創造「トランスクリエーション」の時代が到来するような気がしております。

    アカデミックな原典尊重主義の時代は終わり、再創造の時代の到来を感じております。
    by. 名無し | 2010.08.31 (00:44) | URL | EDIT

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